立ち話

興味があることを書いてます。正確な内容は公式ドキュメントや参考文献を確認してください。ブログに示された意見はすべて個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。

社会人1年目に作った自宅環境と在宅勤務環境について語りたい

はじめに

自宅インフラ(自宅ラボ)系の記事を書いてからだいぶ間が空いてしまいましたが、1年目の12月までに作った自宅環境(自宅ラボ)と在宅勤務環境について語りたいと思います。

Twitter でつぶやいたように、個人的にはワンルームという制約条件下では良い感じに構築できたと思っています。

これまでの自宅インフラ系記事のリンク

自宅環境と在宅勤務環境の分割

前述のように、1つの机に自宅環境と在宅勤務環境を作って分けている。

ハード的な分割

使っている物理機器を以下表にまとめる。

環境 物理機器
自宅環境 デスクトップPC
自宅環境 仮想化サーバ
在宅勤務環境 ノートPC

ここでは、ハード的な分割についてまとめる。

自宅環境と在宅勤務環境のハード的な分割

HDMI切替器は、多数のデバイスの信号を入力とし、1つのモニターに出力するようなものである。執筆者は、以下表のように利用している。

利用時 HDMI切替器の入力 キーボード2の接続先
在宅勤務時 会社用ノートPC -
デスクトップPC使用時 デスクトップPC デスクトップPC
仮想化サーバメンテナンス時 仮想化サーバ 仮想化サーバ

在宅勤務時

デスクトップPC使用時

仮想化サーバメンテナンス時

執筆者はHDMI切替器とUSB切替器には以下のメリットがあると考えている。

  • 複数台のPCを1台のモニターに接続できる
    • 物理的なモニターを大量に用意する必要がない
  • 同一のキーボード を複数台のPCで使うことができる
    • わざわざキーボード(USB機器)を繋ぎ変える必要がない

ネットワーク的な分割

次に、ネットワーク的な分割についてまとめる。

12/28時点では、以下のようなネットワーク構成にしている。

自宅環境と在宅勤務環境のネットワーク的な分割

自宅環境と在宅勤務をネットワーク的にも分割するために、ポートvlan機能を使っている。会社PCはVPN機能を使うことが多いが、自宅環境と分けておくと安心感がある。

構築した自宅ラボ

ここでは、Proxmox仮想サーバ上に構築した自宅ラボについてまとめる。

12/28時点で、以下のような構成にしている。

自宅ラボの構成

図中の灰色のボックスが物理マシン、白色のボックスが仮想マシンである。また、水色で囲っている部分が仮想化サーバである。

net1 に接続しているクライアント、サーバは、以前記事で構築したものである。

ここでは、home-net上のwikiサーバとファイルサーバについて簡単に触れる。

wikiサーバは、9月くらいに構築したものであり、主に以下の内容をまとめている。

  • 環境構築の際の備忘録
  • 資格の勉強

seekt.github.io

ファイルサーバは大学院時代に構築したものとほぼ同じであり、主にWindowswikiサーバのバックアップなどに使っている。仮想マシンとして作っているので、仮想化サーバが物理的に壊れてしまうと、バックアップしたデータもなくなってしまう、という問題点がある。

wikiサーバとファイルサーバ

wikiサーバは、home-netに接続した機器から閲覧・編集が可能であり、cronを使って毎日ファイルサーバにバックアップをとっている。今後もwikiサーバを更新して、自分のためのwikiを作成する予定である。

まとめ

12月までに構築した自宅環境および在宅勤務環境についてまとめました。在宅勤務主体なので、かなりお金をかけて構築しました。お金が貯まって引っ越したら自宅環境と在宅勤務環境を物理的に分けたいと考えています。もう一度構築を考える必要がありそうですね。

今回構築した環境は、ワンルームという制約の下で自宅環境と在宅勤務環境を分割できていると思っていますが、執筆者の整理整頓能力がないせいで配線が汚くなってしまいました。今後は、配線も綺麗にしつつ、よりエレガントな自宅環境・在宅勤務環境を構築したいと考えています。

最後に、いずれ実現したい自宅環境についてまとめます。