立ち話

興味があることを書いてます。正確な内容は公式ドキュメントや参考文献を確認してください。ブログに示された意見はすべて個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。

快適な在宅勤務環境の構築について語りたい

1. はじめに

会社の寮(1ルーム)から1LDKの物件に引っ越しました。自分なりに快適に在宅勤務ができ、日常生活を送れる環境を構築したので、どんな環境にしたかとどのくらい費用がかかったかを共有します。

1.1. 注意

執筆者は在宅勤務主体であり、快適に仕事をする/生活するためならいくらお金をかけても良いという価値観を持っている人間です。ですので、

  • 在宅勤務主体の人
  • 生活の質を向上させるためならある程度お金をかけても良いと考えている人

ではない人にとってはあまり参考にならないと思いますが、ご容赦ください。

2. 全体像

部屋の全体像はこんな感じです。LDK を仕事スペース兼食事スペースにして、洋室を寝室兼個人作業スペースにしました。

仕事スペース兼食事スペース

寝室兼個人作業スペース

LDKではL字デスクと本棚を使うことで、生活スペースと仕事スペースを分けています。

2.1. 部屋全体でこだわったポイント

  • 白基調の部屋なので、家具も白っぽい色で統一した
  • 家具の配置で仕事スペースと生活スペースを分けた
  • 仕事スペースと寝室で室内の香りを変えている

3. 仕事スペース

3.1. デスク・椅子

デスクまわりのイメージ図はこんな感じです。

デスクまわりのイメージ図

写真はこんな感じ。

在宅勤務環境 (1)

モニターアームでモニターを2つ固定しています。ノートPCとあわせて3画面で仕事しています。

在宅勤務環境 (2)

ノートPC はノートPC台に置いていて、キーボードは外付けのものを用いています(写真正面奥にあるのがノートPC台です)。このように配置することで、ノートPC内蔵のモニターとあわせて横にディスプレイが3つ並ぶ状態になっています。モニターはたくさんあればあるほど幸せになれます。

キーボードはデザインで選びました。好きなデザインの方が仕事もはかどるでしょう。

また、仕事用の椅子としてゲーミングチェアを使っています。長時間座って仕事するので、座り心地が良く疲れにくいものを使うのが良いと考えています。

SwitchBotも使っています。季節によっては、室温が条件を満たした場合にエアコンをつけたり消したりしても良いかもしれないなと思っています(今はエアコンつけっぱなしにしています)。

使用しているもの

価格は執筆時に調べたものです。

もの 価格 補足
デスク ¥16,999 引っ越してから購入
モニター(1) ¥14,480 大学院の頃から使っている
モニター(2) ¥11,280 引っ越してから購入
モニターアーム ¥3,119 引っ越してから購入
ノートPC台 ¥3,299 前の家から使っている
ケーブルトレー ¥2,977 引っ越してから購入
ドリンクホルダー ¥2,974 引っ越してから購入
キーボード ¥21,880 前の家から使っている
ゲーミングチェア ¥42,900 引っ越してから購入
実際の購入価格は¥18,680
SwitchBot ハブミニ ¥5,480 前の家から使っている
SwitchBot 温度計 ¥1,980 前の家から使っている

モニターアームを使うのであれば、ASUSはおすすめしません(VESA非対応なので)。こんなやつを買わなければいけないです。

3.2. ラック

ラック

ラックには Proxmox サーバーを置いています。仕事で使わない(使えない)個人利用マシンですが、寝室に置く場所がなかったのとLANケーブルが寝室に届かなかったので、ここに置いています。

seekt.hatenablog.com

この記事で仮想化した PC にはグラボを入れて普段使い用マシンにしたので、もともと使っていた Windows PC を Proxmox サーバーにしました。今後、ミニPCかラズパイを買ってクラスタリングを試したいなと思っています。NASも導入したいです。

今使っているスイッチングハブがVLAN非対応なので、VLAN対応のスイッチを買っても良いかもしれないなと思っています。

使用しているもの

もの 価格 補足
ラック 大学生のときに購入。価格は覚えていない
デスクトップPC ¥72,360 大学院のときにCovid19の給付金で購入
スイッチングハブ ¥3,000 × 2 前の家から使っている

4. 個人作業スペース

個人作業スペース

個人作業スペースはこんな感じです。こちらもモニターアームを設置しています。仕事後はゲーミングチェアをこちらの部屋に移動させて使っています(ドアを通すのが少し大変)。

寝室にも SwitchBot を導入していて、時間の条件で電気をつけたり消したりしています。このおかげで寝坊を(ほとんど)しなくなりました。

使用しているもの

もの 価格 補足
デスク ¥4,990 引っ越してから購入
デスクトップPC ¥250,000 前の家から使っている。価格は大体
モニター(3) ¥14,480 前の家から使っている
モニター(4) ¥9,980 前の家から使っている
モニターアーム ¥3,299 引っ越してから購入
ケーブルトレー ¥2,977 引っ越してから購入
マイク ¥10,000 前の家から使っている
Webカメラ 大学院生のときに購入。価格は覚えていない
HDMI切替器 ¥3,999 前の家から使っている
収納トレー ¥2,798 引っ越してから購入
SwitchBot ハブ2 ¥8,980 引っ越してから購入

5. 回線

回線は基本的には前の家の構成を踏襲しています。

seekt.hatenablog.com

個人作業スペースのデスクトップPCには無線接続しています。無線接続のために、無線LANアダプタを買いました。

使用しているもの

もの 価格 補足
無線LANアダプタ ¥3,280 引っ越してから購入

6. その他

6.1. 香り

在宅勤務および生活をするうえで、香りは重要な要素と考えています。例えば、フローラル系の香りはリラックス効果があるとか、レモンの香りで集中力が増すとか言われていますね(論文調査等はしていないので、科学的に実証されているかはわかりません)。

仕事スペースでは集中するためにウッド系の香り(無印良品のディフューザー)を、寝室(個人作業スペース)ではリラックスするためにシトラス系の香り(SHIROのディフューザー)を使っています。

仕事スペースが LDK にあるので、料理をしたときは換気扇をしばらく回し続けないと仕事スペースも料理の匂いがしてしまうというのが最近の悩みです。

6.2. 論文

論文管理用アプリに課金し始めました。

paperpile.com

Google Drive と連携でき、iPad のアプリでメモを取るのも楽で良いです。個人利用は $2.99/month でそれなりに安いのも良いなと思っています。もともと Mendeley を使っていましたが、こちらの方が使いやすいです。

7. まとめ

快適に在宅勤務(および生活)するためにいろいろ買いましたが、生活が豊かになりました。なお、在宅勤務/生活環境を良くするために購入したものの合計額は ¥82,353 でした。ほかにもいろいろ購入しているので、引越しの総額は100万くらいかかったでしょうか。。。

今後自宅環境に対してやりたいことは、

  • Proxmox サーバーのクラスタリング
    • ミニPCかラズパイを購入
  • NASを購入してProxmox サーバーのストレージとして使う
  • SwitchBot で鍵開閉の自動化

あたりかなと思っています。